うさぎ、ハムスター、小鳥などの小動物を家族として迎えているご家庭は少なくありません。結論として、小動物の火葬も犬や猫と同じ「訪問火葬」という選択肢があり、基本的な流れは大きく変わりません。ただし、体が小さいぶん、安置の仕方やお骨の扱い、火葬にかかる時間の考え方には、犬や猫とは異なる配慮が必要になります。
この記事では、うさぎ・ハムスター・モルモット・フェレット・小鳥など、小動物を火葬に出すときに知っておきたいことを、犬や猫との違いを中心にご案内します。亡くなった直後の対応についてはペットが亡くなったら最初にすること|安置・保冷から火葬の相談まで、死亡届やマイクロチップの手続きについては犬が亡くなったあとの手続き|市区町村の死亡届とマイクロチップの届出で詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。
結論:小動物の火葬は流れは同じでも、配慮のポイントが変わります
うさぎやハムスター、小鳥などの小動物も、犬や猫と同じように訪問での火葬を依頼できます。火葬を執り行うまでの大まかな流れ(ご連絡、安置、火葬、返骨または合同供養)は共通していますが、体格が小さいことで、保冷の方法、副葬品の量、お骨の残り方、法律上の届け出の有無など、細かな部分で考え方が変わってきます。
「小さな体だから簡単に済ませてよいのか」「犬や猫と同じように見送ってもらえるのか」と迷われる飼い主様も少なくありません。事前に違いを知っておくことで、落ち着いて準備を進めやすくなります。
うさぎ・ハムスター・小鳥などの「小動物」とは
ペット葬儀の現場で「小動物」と呼ばれるのは、主にうさぎ、ハムスター、モルモット、フェレット、小鳥(インコ・文鳥など)といった、犬や猫より体の小さいペットのことです。体重でいうと数十グラムから数キログラム程度までの幅があり、同じ「小動物」というくくりの中でも体格差は決して小さくありません。
ペットは小鳥やハムスターのように数十グラムの子から、40kgを超える大型犬まで、非常に幅広い体格でくくられています。そのため、火葬にかかる時間や必要な安置の準備についても、一律の数字ではなく「体格に応じて変わるもの」として考えていただくのが実情に近い理解です。
犬や猫の火葬と何が違うのか
小動物の火葬で犬や猫と大きく異なるのは、火葬そのものの手順ではなく「体が小さいことにともなう配慮」の部分です。訪問火葬車で炉に納め、お焼香をしてお別れをし、火葬を行うという基本的な流れは共通しています。
- 安置・保冷は少ない量から様子を見ながら調整する(冷やしすぎに注意)
- 副葬品はお骨を残しやすくするため最小限にとどめる
- 火葬にかかる時間は体格に応じて短くなる傾向がある
- 死亡届など法律上の届け出の扱いが犬とは異なる
逆にいえば、「小さいから丁寧に見送れない」ということはありません。ご家族のご希望に応じて、犬や猫と同じように立会い火葬や一任火葬を選んでいただくご相談も可能です。
体が小さいペットの安置・保冷で気をつけたいこと
うさぎ、ハムスター、小鳥などの小動物の場合、安置に必要な保冷剤やドライアイスの量はごくわずかで済みます。むしろ気をつけたいのは冷やしすぎのほうで、体が小さいぶん、大きなドライアイスをそのまま添えると全身が凍ってしまうことがあります。保冷剤を1つタオルで包んで体の下に敷く程度から始めて、様子を見ながら調整していただくとよいかと思います。
涼しい場所を選ぶこと自体は犬や猫と同じですが、ケージの中で過ごしていた子であれば、慣れた環境に近い落ち着ける場所を用意してあげることも、安置の間の負担を減らす一つの方法です。安置・保冷の詳しい考え方はペットの自宅安置方法|夏と冬の保冷・ドライアイスの使い方でも解説していますので、あわせてご確認ください。
個別火葬・合同火葬・立会い火葬・一任火葬|小動物ではどう選べばよい?
ペット葬儀うたたね関東では、お引取ペット火葬(合同埋葬プラン)、一任ペット火葬(返骨プラン)、立会いペット火葬(返骨プラン)という3つのプランをご用意しており、これは犬・猫・小動物のいずれでも基本的に同じ考え方でご案内しています。個別火葬(一任・立会い)にするか、合同での火葬にするかは、ペットの種類によって決まっているものではなく、ご家族のご希望に沿って選んでいただくものです。
「小動物だから合同火葬しか選べない」ということはありませんが、体格や炉の状況によって案内できる内容が変わる場合もあるため、電話でのご相談時にペットの種類と大きさをお伝えいただくと、スムーズにご案内できます。3方式それぞれの詳しい違いは個別・合同・立会い・一任|ペット火葬4つの違いと選び方で詳しく解説しています。
火葬にかかる時間の目安【比較表】
火葬にかかる時間は、ペットの体重やその時の状況によって異なります。一般的な目安として、体格による傾向は次のように整理できますが、あくまで目安であり、個体差や当日の状況によって変わることをご理解ください。
| 体格の目安 | 該当する例 | 火葬時間の傾向 |
|---|---|---|
| 数十g〜数百g程度 | ハムスター、小鳥、モルモットなど | 比較的短時間で完了する傾向があります |
| 1〜5kg程度 | うさぎ、フェレット、小型猫など | 小動物の中でもやや時間がかかる場合があります |
| 5kg以上 | 猫、中型〜大型犬など | 約30分〜1時間半程度が目安とされています |
お引取ペット火葬(合同埋葬プラン)の所要時間は約20〜30分程度、一任・立会いペット火葬(返骨プラン)は移動やお別れの時間を含めて約1時間半〜2時間程度が目安です。小動物の場合は火葬そのものにかかる時間が短くなる傾向がありますが、正確な時間はお電話でのご相談時にご案内しています。
お骨の返骨について|小さな体だからこそ気をつけたいこと
体の小さな子ほど、お骨は細く少なくなります。ハムスターや小鳥、うさぎなど、もともとお骨が細く少ない子の場合、副葬品の量が多いと、灰に紛れてお骨を拾いきれなくなることがあります。小さな子ほど「本当に入れたい物をひとつかふたつ」と考えていただくのが、結果としてきれいなお骨につながります。
一任ペット火葬(Bプラン)ではスタッフが骨壺へお骨上げを行ったうえでご返骨し、立会いペット火葬(Cプラン)ではご家族様ご自身でお骨上げをしていただくことも可能です。小動物の場合、お骨が非常に繊細なため、収骨の際は特に丁寧な扱いを心がけています。副葬品について迷われる場合は、事前にご相談いただくと安心です。
うさぎ・ハムスター・モルモット・フェレットを見送るときに
うさぎやハムスター、モルモット、フェレットは、飼育されているご家庭も多い一方で、いざというときに「どこに相談すればよいかわからない」という声をいただくことがあります。犬や猫だけでなく、こうした小動物についてもご相談いただけますので、まずは今の状況をお聞かせください。
特にうさぎやモルモットは体温調整が苦手な種類もいるため、安置中の温度管理では冷やしすぎ・温めすぎのどちらにも注意が必要です。フェレットのように独特な体つきのペットについても、体格に応じた安置方法をご案内できますので、迷われる場合はお電話でご相談ください。
小鳥(インコ・文鳥など)を見送るときに
インコや文鳥などの小鳥は、うさぎやハムスターよりもさらに体が小さく、羽毛に覆われているぶん体の状態がわかりにくいこともあります。安置の際は、無理に姿勢を整えようとせず、やわらかい布の上にそっと休ませてあげる程度で構いません。
小鳥は骨自体が非常に軽く繊細なため、火葬後のお骨上げには特に細やかな配慮が必要になります。「小さな体でも、きちんと見送ってもらえるだろうか」というご不安の声をいただくことがありますが、犬や猫と同じように、お別れの時間を大切にしながらご案内しています。
死亡届やマイクロチップの届出は必要?【比較表】
犬が亡くなった場合は狂犬病予防法にもとづく死亡届の提出が必要ですが、猫やうさぎ、ハムスター、小鳥などの小動物には、法律で定められた死亡届の義務はありません。マイクロチップの登録制度についても、対象となるのは犬と猫のみです。
| ペットの種類 | 死亡届の義務 | マイクロチップ登録制度 |
|---|---|---|
| 犬 | 必要(狂犬病予防法) | 登録していれば死亡等の届出が必要 |
| 猫 | 原則不要 | 登録していれば死亡等の届出が必要 |
| うさぎ・ハムスター・モルモット・小鳥など | 原則不要 | 登録制度の対象外 |
そのため、うさぎやハムスター、小鳥などの小動物については、行政手続きを気にせず、見送りに専念していただいて大丈夫です。ただし、特定動物や特定外来生物として飼育の許可を受けていた場合は、別の届出が必要になることがありますので、許可を出した窓口へご確認ください。犬の死亡届やマイクロチップの届出について詳しくは犬が亡くなったあとの手続き|市区町村の死亡届とマイクロチップの届出をご覧ください。
料金を考えるときに知っておきたいこと
料金はペットの種類や体重、火葬方法によって変わることがあります。小動物だからといって一律に安くなるとは限らず、プラン内容(合同埋葬か、返骨のある一任・立会いか)によって考え方が変わります。正確な料金はペット葬儀料金と流れのページ、またはお電話でのお見積りでご確認いただくことが大切です。
電話でのお見積り時には、ペットの種類とおおよその体重をお伝えいただくと、トータルの利用料金と訪問日時をご案内できます。訪問させていただいてからの追加料金は基本的にございませんが、当日にオプションを希望される場合は、その分の料金がかかることがあります。
当日までに準備しておきたいこと
- ペットの種類、名前、おおよその体重
- 亡くなった日時(わからない場合はその旨を伝える)
- ご希望のプラン(合同埋葬・一任・立会いなど、決まっていなければ相談でも大丈夫です)
- お別れに添えたいお花や思い出の品(量は最小限がおすすめです)
- 訪問をご希望の場所(ご自宅前、駐車場など)
予約のお電話でお伝えいただきたい内容は、犬や猫の場合と基本的に同じです。詳しくはペット火葬を予約するときに伝えること|電話前の確認事項と当日の準備でもご案内していますので、あわせてご確認ください。
マンション・集合住宅でも依頼できる?
小動物のケージで暮らしていたご家庭は、マンションなどの集合住宅にお住まいのケースも多くあります。訪問ペット火葬は、ご自宅前や駐車場など、周辺環境に配慮しながら安全に対応できる場所をご案内できますので、マンションにお住まいの場合でもご相談いただけます。
小動物は体が小さいぶん、火葬車の停車スペースも比較的確保しやすい傾向がありますが、具体的な訪問場所については、状況をお伺いしたうえでご案内しています。ご不安な点は事前にお電話でお聞かせください。
ペット葬儀うたたね関東でご案内できること
ペット葬儀うたたね関東は、東京都・千葉県を中心に、訪問でのペット火葬を行っています。犬や猫だけでなく、うさぎ、ハムスター、モルモット、フェレット、小鳥などの小動物についてもご相談いただけます。火葬をまだ決めていない段階で、「いまの安置の仕方でよいか」「火葬にどのくらい時間がかかるか」といったことだけをお聞きになりたい、というご相談でも構いません。
24時間365日、夜間・深夜においても専用のフリーアクセス番号でご依頼を受け付けており、状況によっては最短で当日の訪問も可能です。無理に決めていただく必要はありませんので、まずは今の状況をお聞かせください。
よくある質問
Q. うさぎやハムスターも火葬してもらえますか
はい、うさぎやハムスターも犬や猫と同じように訪問での火葬をご依頼いただけます。体格に応じた安置方法や火葬の考え方が異なりますので、お電話でペットの種類とおおよその体重をお伝えください。
Q. 小鳥の火葬もお願いできますか
インコや文鳥などの小鳥も火葬をご依頼いただけます。体が非常に小さく骨も繊細なため、収骨の際は特に丁寧な扱いを心がけてご案内しています。
Q. 小動物の火葬は犬や猫より時間が短いですか
体格が小さいぶん、火葬にかかる時間は短くなる傾向がありますが、正確な時間はペットの体重やその時の状況によって異なります。目安についてはお電話でのご相談時にご案内しています。
Q. 小動物でも個別火葬(一任・立会い)を選べますか
選んでいただけます。個別火葬にするか合同火葬にするかは、ペットの種類で決まっているものではなく、ご家族のご希望に沿ってご案内しています。体格や状況によって案内内容が変わる場合があるため、事前にご相談ください。
Q. 小動物のお骨はきちんと返してもらえますか
一任・立会いペット火葬(返骨プラン)を選んでいただければ、骨壺に納めたお骨をご返骨しています。体が小さい子ほどお骨が細く少なくなるため、副葬品を最小限にしていただくと、きれいな状態でお返ししやすくなります。
Q. モルモットやフェレットも対応してもらえますか
モルモットやフェレットについてもご相談いただけます。体格や体つきに応じた安置方法をご案内できますので、迷われる場合はお電話でお気軽にご相談ください。
Q. 小動物の場合、料金は犬や猫と同じ考え方ですか
料金はペットの種類や体重、選ばれるプランによって変わることがあります。小動物だからといって一律に安くなるとは限らないため、正確な料金は公式サイトの料金ページまたはお電話でのお見積りでご確認いただくことが大切です。
Q. 小動物が亡くなったとき、役所への届け出は必要ですか
うさぎ、ハムスター、モルモット、小鳥などの小動物については、法律上の死亡届の制度はありません。マイクロチップの登録制度も犬と猫が対象です。ただし、特定動物や特定外来生物として飼育の許可を受けていた場合は、別の届出が必要になることがありますので、許可を出した窓口へご確認ください。
Q. 小動物の安置方法は犬や猫と違いますか
基本的な考え方は同じですが、必要な保冷剤の量はごくわずかで済みます。むしろ冷やしすぎに注意が必要で、保冷剤を1つタオルで包んで体の下に敷く程度から始め、様子を見ながら調整していただくとよいでしょう。
Q. マンションでも小動物の訪問火葬を依頼できますか
依頼いただけます。ご自宅前や駐車場など、周辺環境に配慮しながら安全に対応できる場所をご案内しますので、マンションや集合住宅にお住まいの場合でもご相談ください。
Q. 複数の小動物を一緒に飼っている場合、まとめて火葬できますか
状況によりご案内できる場合があります。同じ時期に複数のペットを見送ることになったご家庭からのご相談もいただいていますので、まずは状況をお聞かせください。
Q. 深夜や早朝に小動物が亡くなった場合でも相談できますか
24時間365日、夜間・深夜でも専用のフリーアクセス番号でご相談を受け付けています。すぐに火葬を決められない場合でも、いまの安置の仕方についてのご相談だけでも構いません。
まとめ
うさぎ、ハムスター、モルモット、フェレット、小鳥などの小動物も、犬や猫と同じように訪問での火葬をご依頼いただけます。基本的な流れは共通していますが、体が小さいぶん、安置の仕方、副葬品の量、お骨の扱い、火葬にかかる時間、法律上の届け出の有無には、犬や猫とは異なる配慮が必要になります。
ペット葬儀うたたね関東では、小動物についてのご相談も承っています。「小さな体でもきちんと見送れるだろうか」とご不安に感じる方も少なくありませんので、無理に決めていただく必要はありません。うさぎ・ハムスター・小鳥などのペットとお別れの準備を考え始めた際は、お問い合わせ・ご相談のページから、まずは今の状況をお聞かせください。
執筆・内容確認:キングストンジャパン株式会社 代表 濱田竜矢
事業:ペット葬儀うたたね関東(東京都・千葉県を中心とした訪問ペット火葬)
最終確認日:2026年8月4日
この記事は、訪問ペット火葬の現場対応を行う担当者が内容を確認しています。獣医師など専門家による監修は受けていないため、飼育や健康に関する専門的な判断が必要な場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。
